大好きなイタリア映画ということで迷わず鑑賞。
ストーリーやカット割が少々荒削りに感じられるところもあったが、それを補って余りあるチヴィテッラ・デル・トロントの美しい風景と、街の醸し出す空気にすっかり>>続きを読む
パオロとジェンマの人生を通じて、自分が人生で譲れないものは何なのかを考えさせられる作品。いわゆる青春映画とその後の人生を描いているだけでなく、長い時間の中で変化する関係性もしっかりと描かれている。>>続きを読む
「人生はビギナーズ」「20センチュリー・ウーマン」に続く、マイク・ミルズ監督作3本目。やっぱり私は彼が描き出す世界が好きだ。何気ない日常から人生を考えさせる展開が抜群に上手い。
主人公ジョニーと甥っ>>続きを読む
リモートワークをきっかけに都心から離れて以降、小さな良作に出会えるチャンスが極端に減ってしまった。こういう雰囲気を味わえるのも映画を観る楽しみの一つだった、と思い出させてもらえる作品。
イギリス映画>>続きを読む
ジョナサン・ラーソンの存在を知ったのは、RENTの映画版が公開された3年後、2009年のこと。作品自体の素晴らしさはもちろん、公演初日前夜にこの世を去ったいう事実に、とてつもなく大きな衝撃を受けたのを>>続きを読む
これまで何度も公開延期され、待ちに待った本作を初日に鑑賞。大好きなイタリア南部の街、マテーラが映っている予告編を観た時から期待しかなかったが、ダニエル・クレイグ版のラストを飾るに相応しい、あっという間>>続きを読む
50年間埋もれていた音楽フェスティバルの映像を観られるだけでも、十分価値のある作品。アーティストのメッセージと、当時の社会情勢をリンクさせる手法が見事で、ライブパフォーマンスの熱狂がダイレクトに伝わっ>>続きを読む
約半年ぶりの映画館。映画はやはり映画館で観てこそ、と思わせてもらえる作品だった。オープニングからものすごい迫力で一気に物語の世界へ引き込まれ、まだこんな斬新な発想があったのかと驚かされる。
単なるゲ>>続きを読む
実際に起こった事件を基にしているというのは知っていても、リアルにそのシーンを捉えた冒頭の映像には大きな衝撃を受けた。
オスカーの行く末がわかっているからこそ、彼の一日が大きな意味をもって突き刺さる。>>続きを読む
旧東ドイツ、ライプツィヒのスーパーマーケットを舞台にした物語。
名もない人達の日常に寄り添って、その暮らしぶりを淡々と描いているだけに見えて、何気ないシーンすら美しく感じられるのは、ドイツ再統一で置>>続きを読む
久しぶりの映画鑑賞は、劇場公開を見逃していたこの作品から。
観光客として訪れる華やかなパリとは違う、日々の暮らしが感じられるシーンの数々が心地良い。頻繁に登場する自転車のシーンはまさにその象徴で、だ>>続きを読む
ロネ・シェルフィグ監督3作目の鑑賞。
母子家庭の切迫した貧困が描かれる「わたしは、ダニエル・ブレイク」などと比べると、主人公があまりにも上手く行きすぎていて、子供の行動が突然に思えたり、ニューヨーク>>続きを読む
(2021/1/21 再鑑賞)
3部作の2作目を約3年ぶりに鑑賞。
3人増えて10人になった個性豊かな研究者ギャングたち。1作目で面白かった要素を更に凝縮させた展開で、研究をさせたら右に出るものはい>>続きを読む
(2021/1/20 再鑑賞)
完全リモートワークとなり、仕事帰りにふらっと映画館に寄る楽しみがなくなって早数ヶ月。すっかり映画から遠ざかっていたが、ふと映画が観たくて仕方ないという気持ちが湧き上がり>>続きを読む
予告編を観た時から心をつかんで離さなかった本作を、公開初週に鑑賞。925秒という長編の予告だったこともあって、事前にある程度はこの作品のメッセージを理解したつもりでいたのだが、実際には予告に盛り込まれ>>続きを読む