mizukina

青天の霹靂のmizukinaのレビュー・感想・評価

青天の霹靂(2013年製作の映画)
4.0

劇団ひとりさんすごい。
こんな映画と原作を作っちゃうなんて
芸人じゃないよ。



くだらない生活と、
くだらない自分に
嫌気が差す主人公。
ある日、1本の電話がかかってくる。
「お父様が亡くなりました。」

大して親に恵まれなかった自分にとっては
そこまで大したことのない出来事。
ホームレスをしていた父の
住んでた場所へ向かうと
さぞ息子が愛しいだろう写真が見つかる。

「なんだよ。」
そんな感情を抱えた主人公に
一筋の稲妻が襲う。

目が覚めると……
自分が生まれる前の
父と母のもとへタイムスリップ!?

自分の本当の姿を知るって
とても大切なこと。
それ次第では
自分の人生を諦められたり
諦めてはいけなかったり。




人の怒って怒鳴るシーンて
どうしても私にはすごく響いてしまう。
特にあんな優しいキャラクターの大泉洋さん、芸人で破天荒気味な劇団ひとりさん。
こんなふたりが共演できたことが本当にすごいと思った。
真面目なシリアスさと
ふざけるシリアスさの使い分けがうまい。
真面目なシーンは本当に見入っちゃうし、
面白いシーンは笑えるし、
飽きるシーンがなかったのが良かったです。


途中、劇団ひとりさんの演技が
キス我慢の演技に見えてきて
少し笑えたのも自分的に良かった!
実際、キス我慢の面々いたしね(笑)


面白いシーンが
芸人さんが作ったな感が半端ない。
あと劇団ひとりさんの中国人はずるい(笑)
激面白い。


伝えたいことは
劇団ひとりさんのプロデュース力。
そして「ありがとう。」




あ、これ本編のあとに予告見たけど
予告見たあとじゃつまんなそう?(笑)
よかったぁ予告見てなくて!
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