内気で平凡な男ウォルターは、平凡な日常からエスケープするため空想ばかりしていた。ある日雑誌Lifeの閉刊がきまるが、表紙を飾る大切な写真をなくしてしまい、写真を探す旅に出る。
彼が旅する北極圏のグリーンランド、アイスランドの火山帯、アフガニスタンの山脈、壮大な景色が美しく映像が素晴らしい。スケボーで坂道を駆け抜けるシーンも爽快。まるで彼と一緒に旅をしているような気分で楽しめる。前半の空想シーンの盛り込み方も面白く、劇場から笑があふれた。小ネタも満載で伏線もよい。そして、シーンを盛り上げる音楽。自分の殻をやぶる楽しさを一緒に体験できる。
