2023/07/12
監督 中島哲也
役所広司
小松菜奈
妻夫木聡
オダギリジョー
"アリス"
暴力事件が元で刑事を辞めさせられ、妻子とも別れ孤独に暮らす主人公の藤島が、突如失踪した一人娘加奈子の行方を探すうち、悪夢の様な事件に巻き込まれていく様を描く、バイオレンススリラー。
原作は未読、「告白」「パコと魔法の絵本」の中島監督最新作ということで、当時かなり期待して劇場に足を運んだが、予想以上のぶっ飛んだ作品であまり楽しめなかった記憶。
とにかく登場人物全てが恐ろしく狂っていて、全編通して救いが無さすぎる。
異様なまでのバイオレンス描写も見てて辛かったが、劇場ということで逃げ出せず最後まで我慢していました、個人的にはこの監督の作品は劇場では見れないなと感じた、妻も「告白」をいたく気に入ってましたが、本作は勧めてません。
次作の「来る」はDVDで見たら結構楽しめました。
主演の役所広司をはじめ、橋本愛や二階堂ふみ等、その後の若手実力派が揃う等なかなかの豪華キャストでした。
そのなかで本作で映画デビューとなった小松菜奈の存在感が際立っていたのは鮮明に覚えている作品です。
鑑賞日2014年6月28日 劇場にて
