この前見た「何者」の表現が素晴らしくて監督を見たところ三浦大輔さんで、昔、フジテレビで何気無く見て、絶妙な気まずさ感が素晴らしかった劇団演技者。の「男の夢」の原作、脚本の方だと知って、当時を思い出して、視聴。
今回の「愛の渦」でも絶妙な気まずさ感が素晴らしく、ともすれば退屈になりかねない無音状態が素晴らしい作品。
過激な性描写よりも、やる前の探り合ってる気まずさ感、やった後の賢者タイムでの再度出てくる気まずさ感、気まずさ感を乗り越えたはずなのにまた訪れる気まずさ感、朝5時を過ぎて非日常から日常に戻ってきてしまってからの気まずさ感、ラストの喫茶店での勘違いからの気まずさ感などなど、実は気まずさ感が見どころだったりする。
性欲というより、経験として乱行パーティーに行ってみたくなる作品。
