ダイセロス森本

ミッドナイト・ガイズのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)
4.7
アル・パチーノが良い!。昔から悪い方で付き合っていた3人が28年ぶりに集結し、最後に派手に暴走するお話。

それにしても、3人とも本当にそういう世界で生きてきちゃったようなお顔立ちができる(これも演技なんだろうなあ)ので、素敵。かっこよくて若くて素敵な時代を送ってきたんだろうなあと。誰でも年をとるということを改めて感じるといいますか、歳をとるって素敵だなあ。3人ともおじいさん枠に突入しているからこそ、ひとつひとつのしわが動く笑顔が可愛い。いとおしい。

「なんだか、昔みたいだな!」と、元気に、わくわくした目を輝かせながら仲間と最後のワルをしたあのおじいちゃまがだめでした。もう、涙腺崩壊。

あのラスト、すっごく良い。ああいうラスト、めちゃくちゃ好き。

「ここからは、すべて、あなたの思い通り!」って感じ。

しっかり男の持ち味、下ネタを満載で送ってきてくれるあたり、やっぱり男だな~って感じ。いつまでたっても下品なこと言ってるんですねオジイサン。

前半は、「何が起こるの?」とちょっとだらけそうな印象が強めなコメディものっていう立ち位置なんだけれども、だんだんとヒューマンドラマ、アクション、オジイサン劇になってきてウルウル、わくわく。
これは、だいぶ、好き。

ステキすぎたーーー!!!!。