マコ様のセリフでいう遊園地のような、スーパーハイテンションブラックコメディーだった。
ギャッツビーのパーティーには参加できないが、こっちのパーティーにはぜひ参加させて頂きたいと思った。
映画が終わって、となりのご夫人が、「こんな映画観たら頭悪くなるわっ!」
っと怒っていた。
すげー、褒め言葉。
(まあ、レオ様、アカデミー賞、のイメージで美しいものを観せてくれると思ってきた人は怒るだろうな)
美しいものはもちろん、叙情的な表現もない、突き放した映画だった。
作り手の、やるべきことをやるんだよという意気込みがバシバシ伝わってきて男らしかった。
レオ様とジョナヒルのバディー感、オフィスでの裸と裸のおつきあい、最高だった。
バディーもののセオリーを無視して、最後まで2人でフルスロットルして突っ込んでぶっ壊れていた。
ああ、こいつらには何をしても通用しないな、と思えるディスコミニュケーション感がとても空しかったし、メッセージ性があった。