デヴィッド・O・ラッセル監督作。
そしてキャストがヨダレものの本作。
この監督作はテンポが良くて見やすいね。
ちょっとギャンギャンうるさかった感は否めないが。
特に情緒不安定な役柄だったジェニファーローレンスがうるさい。あんな女とは30分も同じ空間に居たくないレベル。全てが感情論で話にならん性格。
まあ良い演技だったね、ある意味。嫌いなキャラクターだけどw
何と言っても、クリスチャンベール!!この役柄の為に、あのマッチョな体格を
108kgのブクブクデブのだらしない体型にし、髪を思いっきり抜いてハゲ散らかすまでの役作りをした役者魂健在!
これだからこの人は大好きだ!
あまり知らない人は「マシニスト」→「バットマンビギンズ」→本作って順番で見てみてね。同じ人間とは思えない体格の違いに目を疑うので。
早死にしてしまいそうなのが、心配だが…。
そんでもってあんな体型になっても、めちゃくちゃカッコイイ。
あと、エイミーアダムスね。この人は本当に可愛い。「キャッチミーイフユーキャン」からずっと可愛い。さすがにこの作品で40代ギリギリくらいかな?ちょっと肌が荒れてしまってる気がするけど…
きっとまだあと10年は、このまま保ってくれるでしょう。
本作は乳出しまくってて、そこに目がいく。仕方ない、男ですもの。
同監督作「ザファイター」でも共演してたこの二人が、メインてのも映画ファンとしてグッとくる。美男美女!
ブラッドリークーパーがなかなかイケすかん役で、ラストの爽快感をより強調するね。
ただ、俺エンドクレジットまでずっとヒュージャックマンだと思って疑わなかったけどw
誰かこの二人の見分け方を教えてくれ。俺には無理だ。
クリスチャンベールの存在感を差し置いて、一気に持っていったのが、マフィアと言えば!なこの人、ロバートデニーロ!!!
出演時間なんて10分にも満たないほど少ないけど、あの圧倒的存在感!
伊達にドンコルレオーネやアルカポネやってねけな。
あの"ヤバい感"は凄い。
この映画の中で、ロバートデニーロが出てる時の緊張感はズバ抜けてたわ。
最高でした。
とにかく役者が良かった。
それぞれの役者たちのキャリアハイとは行かないまでも、良いキャラクター達でした。
「L.A.ギャングストーリー」に出てたメキシコ人とか、何か色々見たことある人たちもちらほらいたし、映画好きにはなかなか楽しい。
ストーリーは…普通だな。笑
伏線回収が綺麗だったので、そんなに文句もないけれど。
ジェレミーレナーが可哀想で仕方なかった。笑
クリスチャンベールの役者魂、エイミーアダムスの乳、そしてロバートデニーロの迫力を楽しむ映画でした。