あやぐ

アメリカン・ハッスルのあやぐのレビュー・感想・評価

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
3.7
結構長いけど、動線がシッカリ繋がり、凄く動きあるストーリー。

何よりバットマンで超絶ムキムキボディーだったクリスチャンベイルの腹が凄い。あんなに太れるんだね。痩せ体質だと思うから太るの大変だろうな。(マシニストのイメージもある)まさに役者。
体重増減の生みの親、デニーロも食えないオヤジで登場するのも感慨深い。
プリンセスっぽいイメージがあるエイミーアダムスがめっちゃおっぱい見せてて、これも普段とのギャップすごいし。
ハンガーゲームのジェニファーも強い清廉なイメージだけど、抜け目ない、しかしどこまでもメンタルが弱い不安定な役を演じていてしかもハマってる。
あえて役者のパブリックイメージを全て覆すようなキャスティングにしてるんだね。
映画の騙すっていうテーマがキャスティングから始まってるんだな。
まだブラッドリークーパーの代表作、アメリカンスナイパーは見てないのでブラッドリーについてはあまりイメージ固まってないから何とも言えないのですが、多分ブラッドリークーパーに野心たっぷりの刑事役をさせたのもギャップ狙いなんでしょうなぁ。
画の雰囲気がなんとなくアルゴに似てて、好きな感じ。
時代や、実話なとこも似ている。こういうの好きだなー。
何よりポールのウィングス時代の「死ぬのは奴らだ」が使われてて嬉しい。
あんまりポールの楽曲って映画で使われることないよねぇ。ビートルズは多いんだけども。
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