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ぼくたちの家族のJのレビュー・感想・評価

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)
4.0
・物語★★★★★
・配役★★★★★
・演出★★★★
・映像★★★
・音楽★★★

どこにでもある、現代の家族のかたち。

それぞれが悩みや問題を抱えていて、あたかも他人のように心はバラバラ。

当たり前のように過ごしているけれど、ある時、思い知らされる。

自分が、この家族の一員だってこと。
そして、家族の中で、それぞれに役割があるってこと。


不器用な長男、奔放な弟、頼りない父…

母の余命宣告に直面した父と兄弟が、苛立ちながらぶつかり合いながらも、やがてひとつになっていく姿が胸を打ちます。

ときに疎ましくさえ思いながらも、実はお互いを認め合っている。

彼らのひたむきで真っ直ぐな努力が身を結ぶとき、そこには神々しいまでに微笑ましい家族の姿がありました。


父の日、母の日といった記念日に、家族を思い出しながら観るのにピッタリの作品です。
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