フィルムコンシェル

再会の街でのフィルムコンシェルのレビュー・感想・評価

再会の街で(2007年製作の映画)
3.8
家族を失った痛みが心をズタズタに引き裂き、現実を受け入れられないその苦悩が痛い程沁みてくる作品です。人が大切なものを失ってしまった時、心に空いた大きな穴を埋めるのがどんなに大変か、そしてどれだけ時間が掛かるのか、それでも自分を許し、受け入れる事で新しい世界が自分自身を待っているのだと実感できます。
喪失を受け入れ、前に進む勇気を与えてくれる映画です。