Natsu

her/世界でひとつの彼女のNatsuのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.2
よかった。他にはない映画。

なんだかわからないけど、ぽっかりと穴が開いていて、満たされない感覚。それを埋めてくれた彼女。

心の穴を埋めるものは肉体ではなく、相手を気遣う心なんだと、勝手にメッセージを感じました。

ただ、その彼女がOSというコンピューターであることに皮肉も感じました。コンピューターの普及で近くの人を思いやる事を忘れがち。忘れていたものを思い出させてくれたのもコンピューター。
そんな時代がいつか来るのでしょうか。

映像もとても素敵でした。
セオドアの感情が映像に反映されていて、またOSの無機質さを感じさせない色使い。それだけでもとても幸せな気持ちにさせてくれました。

最後の終わり方は置いといて、とても感動する映画でした(*^^*)
Natsu

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