しぐ

her/世界でひとつの彼女のしぐのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.0
「恋に落ちたら誰だって変人。クレイジーなものなの。社会に許容された狂気の現象の一種ね」

近未来のロサンゼルスであろうことか人工知能型OS「サマンサ」と恋に落ちたセオドア。無論彼は懊悩する。コンピュータ相手に恋をするのなんて間違えている。現実から目を逸らしているだけではないか、と。これは悩めるセオドアに対して親友がかけた言葉。「恋は盲目」「恋煩い」恋を医学的な比喩で表すことは多々あるけれど、この作品はまさにそれらがしっくりくる。
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