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her/世界でひとつの彼女のwankoのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.3
第86回アカデミー賞脚本賞を受賞した作品。
人間がAIと恋に落ちるストーリーを描きつつ、「人間とは」「リアルとは」というメッセージ性も強い作品。


これはかなり面白かった...内心「ぅぉ、うお、うおぉぉxじjふぃdf!!」ってザワつきっぱなしでしたね。

シンプルなものだけで未来を表現している点や、非言語で会話するシーン、嫉妬のシーンなどなど...捉え方次第で印象の異なる映画なので、見た人と感想を言い合いたくなりました。

好きな相手に、いつまでも好意を持ってほしい(変わらないでほしい)という気持ちと、逆に相手や自分が色んな事を知っていく(変わっていく)怖さ。AIどうのこうのって思いがちだけど、普通の恋愛にも通じる内容だった。

「今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求めさまよう」
ミスチルの「くるみ」を思い出しましたね。笑
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