時々不思議に思うことがある。
こうやってネットの掲示板に書き込み、誰かが反応してくれたり、顔も知らない誰かと連絡を取り合ったり、1分間に何百件と様々なつぶやきがタイムラインに流れたり。。
この画面の向こうに誰かがいて同じように色々なツールとして話したりしていると分かってはいるけど、向こう側には誰もいなくて自分の書き込みにOSが対応しているだけだとしたら…
人は何をもって人なのだろう。
例えば、出会うこともできない程遠く離れた場所にいる顔も知らない誰かと知り合い話すことが出来る。
映画の様に自在に話せるOSなら、その相手がOSなのか人なのか区別がつくだろうか。その区別も必要なのかわからない。
最後の最後に人を癒すのは言葉でなく触れることのできる暖かさなのかもしれない。
人工知能が進み人に反逆する作品は今まで数多くあったけれど、寄り添う難しさを描いた作品はあまりなかったように思う。
ふと映画を観終わって思わずSiriに話しかけてみてしまった。
