ミシェル

もらとりあむタマ子のミシェルのレビュー・感想・評価

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)
3.5
タマ子とお父さんの関係が良い。この映画で「モラトリアム」と言う言葉を知った。最初見ていて、タマ子の気持ちが「分かる〜」と思った。ニュースを見て「日本はダメだ!」と悪態ついて、お父さんに「お前がダメなんだよ!」と言われる。タマ子は自分でも分かっているのだ。このままではダメだと。
ぱしりに使われる中学生の男の子が、良い味出してる笑。
人生さ、こんな時間があっても良いと思う。ずーっとじゃなければね。社会に出たら働きづめで、気がついたら年取ってる、と感じるより、自分の人生考え直す時間も、人間には必要だ。大分大人の私でも、タマ子みたいなモラトリアムな時間を過ごしたいと感じる今日この頃。星野源の曲がマッチしていて良かった。
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