ベッカムの右足

インターンシップのベッカムの右足のレビュー・感想・評価

インターンシップ(2013年製作の映画)
3.3
世界的な大企業、GoogleにIT企業での経験も知識も全くないオジサン2人がインターンするお話。

Google、そのサービスはオンラインのみならず、自動運転EV車の制作や様々なlifestyleの提案もしており、きっとみんなのどこかしらの生活に不随しているのではないかと思う。

GAFAで1番の福利厚生と噂の大企業に右も左も分からないオジサン2人があの手この手で正社員の座を掴み取る。
社内のカフェテリアは全て無料、リラクゼーションエリアには最先端の安眠装備、クリーニングだってある。極め付けはハリーポッターに出てくる『クィディッチ』も出来ちゃう!
これどこまでが嘘か誠かわからないが、世界のGoogleならあり得そう。

物語的に1番良いポイントは無知なオジサンのあくなきチャレンジ精神と、彼らがちゃんとオジサンと分かって一回り以上下の若者達と接しているところだろうか。
自分の知識や経験を鼻にかけず、互いのリスペクトの気持ちを感じさせる

日本では転職や再就職において、まだまだ職種の経歴だけでなく、年齢、性別、ひどいところでは容姿などが選考基準になる事が問題になっているが、ビジネスにおいてそんなことは関係ないと、改めてこの映画は思わせてくれる。

要はヤル気。
ベッカムの右足

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