冒頭一発目のセリフ
『見たものの半分は疑え』
この言葉が本作の鍵であり
人生における教訓でもある。
目に映ったものだけが
真実とは限らない。
氷の張った湖に閉じ込めらるように
知らないうちに自分も巧妙な策に
閉じ込められているかもしれない。
パーフェクトプランと名付けられた邦題も
納得させられる程の見事などんでん返し。
とは言ったものの、
多少計画が杜撰なところもあり
そこまで思い通りにはいかんだろ。
と言いたくもなる。
前半は大掛かりなマジックショー。
後半はマジックのタネ明かしを
見たような気分になる。
全編通しての雪景色が何処となく
映画、ファーゴを彷彿させるが
それよりかはB級感強め。
14/2017