Yuma

イカボード先生のこわい森の夜/イカボードとトード氏のYumaのレビュー・感想・評価

3.5
『イカボードとトード氏』は『トード氏』と『イカボード先生と首なし騎士』の2つの中編アニメから成る映画なのですが、どちらのアニメーションも結構面白いです。

まず、『トード氏』はイギリス文学の『たのしい川べ』が原作にあります。こちらの作品はなかなか楽しんで見ることが出来ました。登場人物のほとんどが動物で可愛らしい作品でした。

次の『イカボード先生と首なし騎士』はアメリカ文学の『スリーピーホロウの伝説』が原作にあります。この作品は、楽しげな歌や曲で楽しんでいたが、急にホラーテイストに変わるというある意味新しく、どんでん返しっぽい作品と言えます。

1949年ということは次の年には『シンデレラ』がやるということになる。いわゆる、ディズニー第1次黄金期だ。この作品はそれの先駆けにもなる作品であり、作画もこれで40年代のクオリティなのかと驚くほど綺麗で、ウォルトはこういうタイプの作品を作りたかったのかとだいぶ分かりやすく偏った作品なのかと考える。

だが、子供向けではないものの、話の内容はシンプルで見易い印象を受けた。普通に面白い作品でした!
Yuma

Yuma