わたしが観てきたSF作品の中で、一番難解で、幻想的で、美しくて、大好きな映画です。
そして「クリストファー・ノーラン監督の映画好きだな」と確信を得た映画でもあり、マーフィーの子ども時代を演じたマッケンジー・フォイちゃんのファンになるきっかけにもなりました。
トウモロコシ畑、勝手に本が落ちる本棚、腕時計、ビデオレター、自分の歳を追い越していく娘、５次元空間…どうか最後まで観て、すべてが繋がっていく感動を味わってほしい。
それから、個人的に惹かれてしまうノーラン監督作品の魅力のひとつにBGMがあるのですが、耳元でぐわんぐわんと通り過ぎていくあの幻想的な音たちが、登場人物たちと同じ異次元空間に放り出されたような、緊迫感と浮遊感を共有させてくれるように思うのです。
ダンケルクやTENETを映画館で鑑賞したときも音響効果で没入感が物凄かったので、インターステラーも映画館で観たかったなぁ…悔やまれます。
