パンスキダー

インターステラーのパンスキダーのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.5
色々素晴らしい、かつ観る人をあまり選ばない作品。
重力がスパイスとして非常にうまく活かされていて。
時間の伸び縮み、時間方向に移動することができる性質(こっちはまだ証明されてないはず)が使われてます。
重力をエンジニアリングすることは一部できるようになったが、統一理論は未完成といった科学的時代背景。
統一理論の構築も物語に大きく絡んできます。
もともとノーランは「時間」の魔術師なので、最高のマリアージュでした。

忘れてはいけないのはハンス・ジマーのサウンド。
ノーラン✖︎ジマーは間違いない。

人間ドラマとしては、大義よりも身近な愛の方が力を持つ、というのが極限状況で炙り出される展開が良いですね。
きっとそれが人間の本質と理解したのでしょう。

あのロボットにも助演男優賞をあげたい。
さすがノーラン、といった作品でした。