セレーナ美花

インターステラーのセレーナ美花のレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.6
すごすぎて文章を整理できない。
日本で一番デカいIMAXスクリーンで見たから没入感がすごくて3時間あったけど全然長く感じず。むしろずっと宇宙にいたいと思った、、
時空とか重力の歪みとか、相対性理論とか、難しい話がいろいろ出てくるにもかかわらず話は分かりやすいし、アクションもしっかりあって、ゾッとする伏線回収、泣けて、これぞパーフェクトSF。未来の世界を描いているのに、最新機器は一切出てこずむしろ退化して食糧問題に追われてみんな農業やってる、という設定が妙に納得だった。AIロボットが唯一最新機器だったけど、なぜか人間ぽい設定になっていて可愛かった。
調べれば調べるほどノーラン監督の狂気じみたこだわりが知れて面白い。この映画のために相対性理論を学びに3年間大学に通ったとか、CGをほとんど使っていないとか、実際にジェット機をとばして宇宙から地球の映像を撮ったとか。一体なぜそんな努力をしてまでCGを嫌うんだ、、😂
やっぱりクーパーとマーフの時空を超えた愛が泣けすぎる。マン博士の「結局のところ人間が言う愛ってのは恋人や家族の範囲内で、それを超えることはないんだ」てのがグサグサきたし、唯一クーパーだけが人類を救おうとしていたのがすごい。宇宙、地球、愛、人類、科学、とか考えるテーマが多すぎて頭パンクしそうになった。