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子宮に沈めるのmのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.5
育児放棄が招いた最悪の結末。
実話も含まれていてどこまでが事実か不明なのも怖い。

母親の異常性は生まれ持ったものではなく、周りの環境も影響して育ってしまったのだろうなと、途中からは色々想像しながら観た。
もし頼れる親戚がいれば、もっとまともな友人がいれば、そもそもまともな友人に出会える学校に通える家庭だったらなど無限に。
ただ、優先度が子供<男で無責任なのは本人の人格の問題で、必ずしも育った環境や周りのせいにもできない。

この事件の原因は、社会や周りの環境にあるとも考えられる一方で、社会ばかりを否定できない本人の倫理観の問題もあり、一概に悪や解決策を言語化できない点で悩ましい。
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