欧州の国ズフロフカにあるカグランド・ブダペスト・ホテルを舞台に、当ホテルの伝説のコンシェルジュであるグスタフ・Hが常連客マダムDの殺人の嫌疑と遺産相続の争いに巻き込まれ、ベルボーイのゼロとともに奔走する物語。
グスタフたちが巻き込まれる騒動はシリアスに描写しても一つの映画になりそうだか、それがメルヘンな世界観の中で終始コミカルに物語が進む感じが良かった。銃撃戦やスキーのシーンといい、ありえんだろと言うくらいフォントの大きいベルボーイの帽子といい、雑さがかえっていい味を出してる。
個人的にはゼロ役、殺し屋のジョプリング役の俳優さんがすごくお気に入りです。
