サラの強さに、そして迷いながら彼女が決めた選択に、けじめに、惚れました。なんてかっこいいんだ！「強い女性」という言葉が安っぽく思えるような彼女の“強さ”にやられました。ブリット・マーリングの悲しげな表情と透き通るような肌と相まってたまらない！脚本も務めたなんて恐ろしい…！
なんだこいつと思わせるような風体で登場するアレクサンダー・スカルスガルドは、無表情だと何を考えているのか分からない不気味さがあるのですが、笑った瞬間にまるで子犬のような愛らしさ！『メイジーの瞳』とは違った魅力がたっぷりでした。エレン・ペイジの少女のような容貌と全身から悲鳴を上げているような表情の演技も最高！
他のザ・イーストのメンバーたちもそれぞれ魅力的だし、なんだかカルトを思わせるチームから彼らの迷いや決意、悲しみが伝わるのも良い。傑作です。
