マーベル作品イッキ見⑩
「ガーディアンズオブギャラクシー」
シリーズ過去作の中で一番SF色が強い。
イッキ見も折り返し地点でいい箸休めになった。
マーベル風味のスターウォーズって感じだった。
マーベル風味なだけあって宇宙船は独特なフォルムで面白い物が多いし、キャラクターも魅力的だった。
特にグルートとロケットがとても良い。
使用されている音楽が良かった。
これだけ宇宙人が出てくるSF色が強い作品で、実在する80年代にヒットした音楽が流れるのが面白い。
マーベルといえば半分は異世界で半分は実世界の世界観だが、本作は舞台が異世界のみの異色の作品だ。
ニューヨークもシールドも出てこない本作で、実際の音楽を流すことで実世界の要素を持たせ、今までのマーベルの世界観を崩さなかったのがアイデアとして面白い。
ジャクソン５で映画が終わるのも楽しい。
しかしSW風な映画なだけあって、比較してしまうとどうしても目新しさが感じられない。
目新しさはないがコメディ要素が強いので退屈せずに見れるし、宇宙船での戦闘は見劣りしないくらいのレベルになっている。
マーベルファンにとっては良作だけど、SFファンにとっては並の作品って感じがした。
