中津

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの中津のレビュー・感想・評価

4.5
吹き替え3Dで見てきました。
吹き替え、ロケットに加藤浩次さん、グルートに遠藤憲一さんでした。
加藤さんに若干の不安を覚えつつ見たんですが、これがなかなかにはまり役。
加藤さん吹き替え上手いですね…逆に遠藤さんは「私はグルート」しかセリフが無いため、良いとも悪いとも言えず…w

BGMの使い方やタイトルの出し方等々とてもいい感じでした。
他のヒーローたちとは雰囲気が違いますが、それがなかなかにいい。
そして主人公のクイルもアイアンマンやキャップたちとはまた違ったヒーロー像で、というか五人のヒーローが出るのはアベンジャーズ以外初めてじゃないでしょうか?

でも今回の敵であるロナンの位置付けというか、雰囲気というかが微妙な感じ。
ロナン役のリー・ペイスの演技が下手とかそういうことでは一切なく、実はそんなに強くないんじゃね?という雰囲気がプンプンして、最終バトルの盛り上がりに欠ける気が…

この映画がシリアスな場面でもギャグを突っ込んでくる映画なので、あんまりシンミリしなくて良かったのかな?と思っていたり。
出来ればロナンにはもっとこう、勝てない!!絶対勝てないよこれ!!って感じを少しでいいので出して欲しかったです…
それとも他のヴィランたちがそんな風だから、ロナンはこれでいいのか…うーん…w
でも面白かったので良しとしますw

そういえば主人公の出で立ちが「リアル鬼ごっこ」の鬼を連想させるんですが、かなり格好良い。
暗闇にぼんやり浮かぶ赤い二つの光、たなびくコート…うーん、格好良い。
後半コートではなくなってしまって残念ですが、それでもマスクは健在なので格好良いです。


本編ではないんですが不満が一つ。
今回もエンドロール後に少し続くんですが…これはもうマーベルヒーロー映画を見てる人にはお約束といっても間違いはないはず。
なんですが、この作品上映前に「エンドロール後に続きますので、席を立たないでお待ちください」の一文が…
興が削がれたというか、それは言わないでおいてよ!というか…マーベルヒーロー初見の人への配慮なんでしょうが、自分でも驚くくらいテンション下がりました。
あの一文がなければ「あるんだろ?」のワクワク感で最後まで楽しめたのにな…と思いました。
中津

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