ゆっけ

パリ、青いスカートの女のゆっけのレビュー・感想・評価

パリ、青いスカートの女(2011年製作の映画)
3.1
久々に感覚的な映画を観た。
仲の冷めた結婚生活を送っている中年男性が若い女性と出会いそのままズブズブ肉体関係を結んでいく。
死を渇望している女と味気ない毎日を送ってる男の空っぽな身体二つがただその時ある孤独を埋め合わせる為に求めあい更に空っぽになってゆく無機質な何もない体と世界に引き込まれた。
また夫の浮気がばれ若さに嫉妬する妻の荒れ狂いも秀逸。
加齢に対するオブセッションをうまく表現できていたなー。

作品全体は良かったけどプロローグでグット世界に入り込むことが出来ないあのシュールで安っぽい感じが残念。
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