やっぱりカルカン

怪盗グルーのミニオン危機一発のやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

3.3
初見。バタバタしていたので片手間に見ていた。以前ミニオンズを見た時に「初めは珍奇な黄色い生き物の映画だと思っていたが見てみると可愛いし分かりやすい。世界中でヒットしているのがよく分かった」と思った。
本作も同じで、特に映像に対する音楽のチョイスがとても良かった。Happyが書き下ろしでこの映画からのヒット曲だったとは知らなかったので、調べて驚いた。

中島美嘉のキャスティングと、紫色に改造されるのがちょっと酷い点と、どいつもこいつも惚れっぽい点が気になった(演出がちょっとくどいような印象)が、全体的に分かりやすくて面白い映画だった。

2022年2月24日
金曜ロードショー本編ノーカット版を再視聴。以前見た時は(特に前半)ほとんど見れなかったが、今回は最初から集中して観ることができた。
具体的にはどんな関係なのか説明がなかったため分からないが、グルーにガールフレンドまたはお嫁さん候補を紹介してくれる女性キャラクター「ジリアン」が登場する。
悪党(厳密には“元悪党”)と言いながら閑静な住宅地に暮らし、庭でパーティーを開けば来てくれる、ジリアンをはじめとする友達も複数いるグルーにほっこり。子供達の事も溺愛してるし、なーんだ!ちゃんとした普通の人じゃん(笑)という…
このシリーズの良いところは、日常の笑えるあるあるや小細工なしの真っ直ぐな台詞回しにあると思う。グルーのセリフ「おやすみアグネス、大人にならんといてや」には胸がギュッとなった。