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キューティー&ボクサーのcのレビュー・感想・評価

キューティー&ボクサー(2013年製作の映画)
3.5

̵ ̗̀ 解説 あらすじ ̖́ ̶ 

ニューヨークに在住する81歳の日本人前衛芸術家・篠原有司男と、その妻である篠原乃り子をめぐるドキュメンタリー。故・岡本太郎からも絶賛されたエキセントリックな有司男の芸術活動を見つめ、乃り子との40年間にも及ぶ波乱に満ちた結婚生活を振り返っていく。メガホンを取るのは、ドキュメンタリー中心に活躍している俊英ザカリー・ヘインザーリング。ひたすら芸術の道を突っ走る有司男の年齢を感じさせないエネルギッシュな姿に加え、異国の地で支え合ってきた夫婦の固い絆と愛情に胸が熱くなる。

キャンバスをボクシングのグローブで殴るようにして絵を描くボクシングペインティングで注目を浴びた芸術家、ギュウチャンこと篠原有司男。1969年にアメリカへ渡った彼は、その3年後に美術の勉強にやって来た20歳以上も年下の乃り子と出会って恋に落ち、結婚する。学業を放棄したとして実家からの仕送りを止められる乃り子だったが、妻、アシスタント、母として有司男を支え、息子のアレックス・空海の育児に奔走。59歳となって息子も成長したことから、彼女は夫婦の道のりを題材にしたドローイングの創作に取り掛かる。
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