ルネ

セリーナ 炎の女のルネのレビュー・感想・評価

セリーナ 炎の女(2014年製作の映画)
4.0
2018年2月17日公開。 監督はスサンネ・ビア。

原作はロン・ラッシュの小説。

1929年のノースカロライナ州で製材所を営む男(ブラッドリー・クーパー)が、セクシーな女(ジェニファー・ローレンス)と結婚したけど、困るお話。

『アメリカン・ハッスル』で共演したブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが、再度共演。 あの作品の、男の気を引くためにわざと他の男と寝るような女に振り回される感じが、最高に好きです。

監督のスサンネ・ビアの作品も、どれも素晴らしいと思う。

林業の危険さがわかる描写なんかは見てて楽しかったし、資金繰りに困って議員を買収したりとか、その辺の活動も興味深かった。

ジェニファー・ローレンスの顔はちょっと地味なのに、セクシーで力強さを感じさせる雰囲気が放つオーラもすごい。 キャミソール着てたり、セックスしてたり、エロいシーンがちょっと過剰なぐらい多い印象。 彼女は身長170センチらしいのだが、背が高い女性ってセクシーで素敵ですね。

最初は最高の女なのだが、その後色々な事が起こってからは、一転してヤバい女に変わっていきます。 この辺、かなり怖いです。

退屈させない展開は、スサンネ・ビア監督らしくて楽しめたのだが、ちょっと後半ぐらいからグダグダというか、緊張感が続かなかったような気がした。 この作品は2014年の作られたらしいので、その辺が日本公開が遅れた原因なんじゃないかと思います。
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