恵理子

パリ、ただよう花の恵理子のレビュー・感想・評価

パリ、ただよう花(2011年製作の映画)
4.5
途中まで一面的な暴力的な恋愛の話で観てるのがつらかったんだけど、中国に戻るあたりからいきなりめっちゃおもしろくなった。権力のことや、空虚な世界のことを話ししたいのがわかったし、わかりにくいけど伝わる。この監督は天安門のこと描いて中国当局から映画製作を禁じられた5年間があると読んで、この映画での一見すると不可解な描き方にすごく納得した。
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