物凄い映画を観てしまった。
人生に一度あるかないかの大恋愛を
追体験できる。
違うからこそ惹かれ合い
違うからこそ離れてしまった2人
セックスシーンはかなり長いと感じたけれど、
2人の愛の深さや身体の相性を伝えるのには言葉よりも雄弁だった。
「好きだけど別れるしかない」
レズビアンであることが問題ではなく
本質は、家庭環境や生きる社会の格差にある。
前衛的で変化に柔軟な[芸術]に生きるエマと、規律と調和を重んじなければならない[教育]に身を置くアデル。
エマは仕事に生き甲斐を得るが
アデルは恋人を生き甲斐にしてしまった。
その微妙なすれ違いや価値観が浮き彫りになっていく過程が何ともリアル。どちらにも心が動かされるし、芝居がこれまた最高に凄い。
人生で観た恋愛映画の中で
一番忘れられない作品になるだろうな