あーーー
くるしい。くるしい。
最後のアデルの後ろ姿。
何を思って歩いていたの?
アデルとエマが出会ってすぐに、あーーこれはきっとハッピーエンドじゃないだろうなぁって思った。女の勘で。
アデルの目を通してエマを見てるみたいな気持ちになるくらい、エマはかっこよかった。優しくて魅力的で。ブルーの髪が綺麗でドキドキした。
アデルのいつも半開きの口がこどもみたいに可愛くて、どこかセクシーなあの感じも、とても魅力的だった。
エマのパーティーで、アデルがエマとは住んでる世界が違う…って疎外感を感じながら、パーティーの料理の心配をするしかないあの感じ。エマの方をチラチラ見てるのに目が合わない焦燥感。
本気出せば2時間で終わる内容を、3時間、たっぷり時間を使って、観た人に考えさせる余白を作ってる感じで。
あー、全体的にくるしかった。
くるしい映画でした。