ちちち

アデル、ブルーは熱い色のちちちのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.0
最初の高校の授業の様子が後々凄く効いてくるなーって思った。そこで取り上げられていた小説と同じように、この映画も心理描写がとても丁寧にされていてそこに出てくる人物の心の移り変わりがよくわかった。特にそういうものを言葉とかではなく視線や表情で表現していて好きだった。
アデルが高校生のまだ少し幼い感じから社会人になっていろいろな出来事を通して成長して、という雰囲気を役者が見事に演じ分けていて凄かった。
映像が美しく、街中にある自然が豊かに描かれていて良かった。
アデルとエマがキスしてるときに真ん中に太陽があるショットは狙いすぎてるような気がして面白かった。
何事も偶然なんてないというのが良かった。
あとフランスの高校ってあんなに堂々と煙草を吸ってていいのか?とびっくりした。
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