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アデル、ブルーは熱い色のmaoのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.7
テーマはもちろん、フランス人の透けるような白さと、目がさめるような鮮やかな青がたまらなくキレイ。

男でも女でも、喜びの感覚は人それぞれ。フランスはLGBT先進国だけど、理解に苦しむ描写はわりと多かった印象。ラストの再会シーンは、エマに感情移入して気づけば涙がずっと流れてた。音楽がほぼないのに、ここまで感情もっていかれるのは凄まじい。

〜実は飯テロ映画では?〜
・アデル家のパスタが何よりおいしそう。一度目はナポリタン?二度目はボロネーゼ。
・エマ家の生カキと白ワインサイコー。アデルカキ嫌いって言ったばかりなのに、カキしかないじゃんなにここ地獄顔も注目。
・パーティーでアデルが作った20人前くらいのパスタ。みんな大口で気持ちいい食べっぷり。

〜エマの魅力〜
・終始美しすぎてドキッとした。hydeと木下百花の良いところどりハイブリッド。生で見たら男女関係なく好きになりそうなキケンな香り。
・アデルの浮気を問いつめる時の涙ぐむエマ。目が赤く熱くなっていく様子が白い肌に映えて神秘的。
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