タロウ

インセプションのタロウのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
3.7
『INCEPTION/インセプション』

潜って、潜って、また潜る___

最愛の妻を失い、幼い子どもたちとも疎遠になってしまったコブ(演: レオナルド・ディカプリオ)は、常日頃から彼女らに会えない悲しみと罪悪感を少なからず感じており、そうした想いが強すぎて仕事中に度々、彼女らの幻影すら見えることも、、、

って、え、、?あれ本物じゃない??

彼の仕事とは、他人の夢の中に潜入してその人物の持つアイデアを盗み出すことである。だが、他人の夢の中にさえ妻の幻影を見てしまうほどコブが抱える闇は深いものであった。
そんなコブが今回依頼されたのは、他人の潜在意識にこちらの都合の良いようにアイデアを植え付ける「インセプション」というミッション。成功した暁には子どもたちとの再開を約束されたコブは何が何でも成功させようと、共にミッションに挑むメンバーを集め始める、、、

冒頭からなかなか話の内容が整理できなくて、置いてけぼりくらった!「夢の中で夢を見る?」「え、今まだ夢?」って序盤ずっとハテナ片手に見てて、そんで映像の迫力がすごいところにみとれてたのもあって、本当に少しずつコブたちが今回やろうとしてるミッションのとんでもなさが理解できたって感じ。まだ観れてないけれど、難解だって聞いたテネットの監督の作品だってのもあって納得。

夢の中で自分が思い描いたように世界を設計できるのは、ワクワクする!アリアドネの夢の時の折り紙みたいにパタンと折れたり、コブとモルの近未来的な世界に、本当になんでもできそうだし自分の個性めっちゃでそう。

ただ今回コブたちがやってるのはそんな楽しいことじゃなくて、命がけのミッション。MVPは撃たれまくりながらも、メンバー全員つれて爆走したユスフさんでしょ!あと、夢から起こすときはキックしよう!ってみんなで決めてるところがなんか可愛かった笑
夢のまた夢のまた夢、、と深く深く潜るほどに危険度を増していってるのは分かったけれど正直、計画の全容は分からなかった!笑
機会があったらもっかい観よう。

そんでラストシーンは、コマは倒れ、、、

、、たと願いたい!
タロウ

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