このレビューはネタバレを含みます
清掃アルバイトのカイル君が不気味なオバチャンの家の地下室を掃除してると怪しげな棺が。オバチャンは燃やして処分してねと言われたにも拘わらず売っぱらってお金にしようと考えたカイル君は棺をお持ち帰りします。そしてツレのサットン君とプラント君を呼んでゴソゴソ調べてるうちに、なんとコレは幽体離脱ができる棺だった。すっかりテンション上がってきた彼らは欲望のまま幽体離脱を繰り返すが...。
登場人物は4人と1体です。
基本、主人公のカイル君とサットン君はクズです。
プラント君とカイルの彼女さんは奴ら二人のとばっちりをくらった可哀想な人です。
たまにポツポツ出現する歯車の死神さんはウロウロしてるだけで手出しはしません。きっと彼らが死んだ後、冥界に導くのを待ってるのだろうと思います。
メインとなる棺は、15世紀に邪悪な発明家が作った悪魔の拷問装置でした。棺に横たわりネジを巻くと音楽が流れ、その時間だけ幽体離脱ができる仕組みです。
まぁ幽体離脱になったら、あんな事こんな事が出来るわけですよね...
悪魔の棺とみせかけて実は人の欲望を掻き立てるクズ発見器なのではw
クズ二人組は見事それに応えてくれてますからねw
見てるとケヴィン・ベーコンのインビジブルを思い出しました。
ラストはお前が生き残るのかーい!とツッコミw
ホラーだけど死神は何もしないので怖くなかったですね。
むしろあの二人の行動が笑えて面白かったです。