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ホドロフスキーのDUNEのyambabomのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
4.0
ホドロフスキーの神懸かり的なスタッフ集めの過程が、多少話は盛ってたとしても面白すぎる。
絶対にコイツと映画を作りたい!というホドロフスキーの情熱と、会いたいと思った人になんと偶然会えてしまう強運。
「預言書となる映画を作る!」とか「この映画を作るスタッフは魂の戦士だ!」とか、ヤバ過ぎるけど純粋な思いで頑張るホドロフスキーの人柄が微笑ましい。
オファーしに来たはずのピンクフロイドに説教しちゃうエピソードとか笑える。

結局自分で監督できず、デヴィッドリンチが監督したDUNEをしょんぼりしながら観に行ったところ、あまりの駄作ぶりに観ててどんどん元気が出てきたというホドロフスキー。
この話をしている時の輝くような笑顔が可愛くてしょうがない!
監督として以上に、人としての魅力満点のホドロフスキーにやられるドキュメンタリー。凄い人がいたもんです。
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