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ホドロフスキーのDUNEのaraのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
4.9
幻の名作について語るホドロフスキー
ここ最近見たもので、☆4超えするのに出会えてなかったのだがまさかドキュメンタリーがこんなに面白いとは…

・申し訳ないのですがホドロフスキー映画を見たことないし、原作のDUNEも知らなかった
・ニコラスWレフンの映画鑑賞後、私の趣味嗜好を知り尽くしたAIが勧めてきたのは、このドキュメンタリーだった。filmarksであらすじをみると豪華な名前がズラリ、見るしかない。
・SF好きにはこのドキュメンタリーぜひ見てほしい

・彼は語る、人生の目的は何か? 自分を魂として昇華させること。彼にとっての映画は芸術であり、人間の魂を深く探求することだと
・途中で映るほかのホドロフスキー作品は断片的にしか映らないけど、とても奇妙なもののように感じた…ただの映画監督ではなくアーティストなのである
・ニコラスWレフンは彼をロールモデルにしているのだろうか?
・見進めるうちにホドロフスキーの語りにどんどん惹きつけられ、ハマっていく感じがした
・セリフや動作がなくとも、漫画家"メビウス"による絵コンテがすごくて、面白くて、どんどん先を見たくなる!衣装やキャラの描写も緻密で美しい!画家クリスフォスやH.Rギーガーによる宇宙船や建築物の構想も面白かった!ホドロフスキーの元に集まった仲間でつくりあげたのが"エイリアン"なんて胸熱な話だ!おもろい!
・大作をつくりあげるため、素晴らしい人材を自ら集め、構想するもその映画は撮影されることはなかった。ホドロフスキーのDUNEは、膨大な量の素晴らしい絵コンテと関わった戦士たちの語り、そして絶妙な音楽がのこされ、後に"DUNE"はデヴィッドリンチ監督により映画化、公開された それを見たホドロフスキーは笑顔で「Failed!!」なんて人だ、おもろすぎる
・ドキュメンタリーなのに1本の映画を観たようだ!!
・ダリもミックも出演しなくていい(見てみたかったけど)アニメでもフルCGでもホドロフスキーのDUNEを誰か創ってくれ〜〜
ara

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