麻薬の捜査というストーリーで中国と香港の関係を描いているのか??と思った
最初からそう見えてたわけではなくて、(ジョニートーといえば香港で香港の俳優たちと限られた予算の中で撮影というイメージがあったから大陸での撮影で今回は大掛かりだなとは思った)
地下の駐車場でラストの香港7人衆と仕事をするって決めたとき、香港組、中国組でズラッと並んでいたシーンで、ん?と見方が変わってしまった
冒頭はルイスクーを除いてジョニートー映画では馴染みない中国の?俳優さんたちが多く、ストーリー追うのに必死だったけど、その駐車場のシーンでお馴染みラムシューやラムカートンが同じ画面に出てきてピンときた
そう見始めると、ラストのルイスクーがあらゆる手で騙して騙して、何とか逃げようとしても足を手錠でロックされるシーン、そして刑を下されたのが怖すぎた。ルイスクーが逃げ切れなかったのは現実っぽさある
勝手な深読みかもしれないけどターンレフト・ターンライトもあるし…。でもこの映画自体は中国の公安にリクエストされて作ったと監督がインタビューで答えてたから、関係ないのかも。
ラスト小学校の前で撃ち合いだし、ルイスクーがまだ子どもが残っているスクールバスに乗り込むし、子どもにも見張っててねとか言うからどこかのタイミングで子どもをザッと出して警官たちを戸惑わせるのか?と思ったけどそんなのことなかった。公安のNG出たのかな
霊安室?の冷凍庫に隠れるルイスクーに笑ってしまったし、聾唖兄弟強すぎ、警部はまんまツィマー、ショートカットの女性はグイルンメイを可愛らしくした感じ
荒削りなストーリーにとにかく男の絆!香港!いつメン!という映画ではなかったけど、アハハハーと笑うハハとの会食で隠しカメラがあちこち移動するシーン、ヤク工場でご飯囲んでるシーン、終盤の銃撃戦で車から銃口がそれぞれに向かうシーンにジョニートーを感じられた
劇務にはしっかりポニーテール趙志誠がいた!
劇中には見つけられず