ドラッグ・ウォー 毒戦の作品情報・感想・評価

「ドラッグ・ウォー 毒戦」に投稿された感想・評価

yuta

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3.8
ジョニートー監督作初鑑賞。

北野武監督に影響を受けていると本人が語っている通り全体的に物々しい雰囲気が漂っており、その中での警察と麻薬組織の心理戦がドライに描かれる作品でした。
警察がミッションインポッシブルさながら変装して巧みに麻薬組織の裏をかこうとするシーンはハラハラドキドキでしたし、そこでの警部のちょっとヤバさを孕んだ演技も良かったです。(真顔が怖い)

警部の他にも警察に協力する犯罪者や7人のボスなど漫画チックでエンターテイメント性のあるキャラクター達も個性的で良かったです。個人的には耳の不自由な兄弟のギャップに驚きました。

そして、今までの展開を若干無視したラストの銃撃戦も独特かつ、緊張感が張り詰めていて見応えがありました。
麻薬組織の一員を使って潜入捜査。じわじわ捜査からの後半の銃撃戦のボリューム感たるや…すごいこと!しかも、まさかの二人があんなにキレキレだとは驚きました。ラストもぬるい〆ではなく、きっちり筋が通ってるのが好感。
タイトル通りのドラッグを巡っての警察とヤクザの話。ラストの銃撃戦は凄い。小学校の前で車が止まった時点で銃撃戦の予感がする。
絶対に当ててはならないものが周囲にあるからこそ銃撃戦が映える。

しいて言うなら、銃撃戦の開始と同時に逃げるべく、画面外にはけていく一般人たちを撮ってほしかった。そこを撮っていればよりドラマチックだった。

聾唖の兄弟の使い方も上手い。音だけの盗聴ではなく、盗撮にするべくの聾唖兄弟なわけで。そちらのほうが、より映画原理主義。銃撃戦の音に気付かないのもクダリも面白い。ジョニートーは盲探もそうだけど肉体の機能が一部欠落した状態をうまく演出に使う。
HITOMI

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3.6

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中盤までの緻密な頭脳戦がどうでもよくなるような最後の銃撃戦!ある意味衝撃作!聾唖兄弟、7人組と出てくるキャラが漫画的。これが香港ノワールか!頭を空っぽにしてもう一度見直してみると、前半の頭脳戦も違った楽しみ方ができるかも…
香港ノワール恐るべし(笑)
santasan

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3.6

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死にたくない男、公安警察、ろうあ兄弟、7人衆などキャストが絶妙。騙し騙され裏切られ。特にいきなり存在感を発揮したろうあ兄弟にはマイッタ。公安警察も呆気なく倒れていく容赦なさ。最後に手錠をかけたジャン刑事の執念などなど。銃撃戦はさほどの迫力ではなかったけれど、申し分ない面白さだった。
dowaiki

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4.0

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毒毒モンスター、あの世へ行く。
あんだけ頑張った捜査が、あんだけ丁寧に描いた序盤中盤が、最後にバンッバン御破算になるこの気持ちよさ!嗚呼無情…
スン・ホンレイの顔面イイよ。
kazusd

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4.5
はー、面白かった。友人の勧めで借りて、ようやく手を付けられたのだけど、ジョニー.トーは最後まで一気に観れてしまうな。なんとも救われない結末は昔よく読んだ馳星周の小説を思い出しました。もう1本ジョニートー、冷たい雨に撃て、も借りているのだけどまた時間を作って観よう。しかしまぁラム.シューさんはほんと必ず出てるのね。あと食事のシーンもお約束^_^
法一

法一の感想・評価

4.1
 ジョニー・トーの無慈悲ぶりに震撼する。殺戮の嵐が老若男女を問わず巻きこんでいく終盤のガン・アクションは最高。ルイス・クーのクズっぷりも最高。骨の髄まで刑事なホン・スンレイと同じように、骨の髄までクズなのだ。やはりプロフェッショナルを描く映画は最高。
ス

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終盤の銃撃戦あまりに容赦なさすぎて笑うのと、聾唖の兄弟が予想外の最強ぶりを発揮して1人で笑ってしまった
くぅー

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3.8
香港ノワール匠のジョニー・トー監督も50本目に到達し…そう、ある意味集大成的なハードなクライム・アクションにも見え、やはりニヤリとしたのは言わずもがな。
そんな本作はトー監督の過去作の数々を想起させる仕上がりで…見所はおとり捜査の男と潜入捜査官の不穏な緊張感ではあるが、聾唖の兄弟の強烈なガンマンぶりの変化球に、なぜか『ヒート』っぽい壮絶な銃撃戦と、大胆なクライマックスを披露する巧さは流石!
そして、スン・ホンレイの熱演に、おなじみのラム・シューにラム・カートンにチョン・シウファらも揃い踏み。
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