TaroYamada

罪の手ざわりのTaroYamadaのレビュー・感想・評価

罪の手ざわり(2013年製作の映画)
2.5
6月29日
緊張感で疲れる2時間余、実話から創作された4つの話で構成されている、全て救いの無い話
劇中にシンボル的なカットが出て来たり、ストップモーションの2ショットが入ったり、台詞が極端に少なかったり、痛みが伝わる暴力シーンだったり、北野映画との類似点が多く有る
後半のパートは、一時”東洋の性都”とも言われた東莞のサウナや夜総会を忠実に再現していて驚いた、性風俗は撲滅作戦でほぼ根絶やしになっており、そんなモノをよく中国国内で映画製作したものだと驚嘆する
国内のタブーは日本以上と思うが、それを乗り越える作家性は凄い