ばりう

白ゆき姫殺人事件のばりうのレビュー・感想・評価

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)
2.6
湊かなえ感がプンプンしてて、女の花園の心理描写の面倒くささと、ネットの界隈の糞ヤジ便乗に振り回されるテキトーな世間のノリが、とても衆愚的で軽快だった。

ただ主役が内向的なパーソナリティのキャラの割に、屈折した部分がそれ程なくピュアすぎじゃないと、最後にもう一段階くらいのオチを期待してしまったけど、素直な感じでまとまっていたので、拍子抜けした部分もあった。

「告白」がかなりぶっ飛んでだけに、比較してしまうとどうしても薄味になってしまう。

ところどころに、リンゴのギミックがあることには途中から気付いた。