人間の黒い部分をクローズアップした、心がザワザワする内容だと思って倦厭していましたが、思いの外、ハートフル。
無関係の部外者が正義を振りかざして情報を拡散するネット社会に問題提起を投げかける、が主題の作品かと思っていましたが、友情、女のマウンティング、、といろいろなテーマを描いていて面白かったです。
結局、人間は自分がよければいい。見ず知らずの他人を叩いて正義感に浸ったり、表向きでは親友を語りながら腹の底では見下していたり、、、そんな中で自分のことのように喜んでくれたり、泣いてくれたりする人間は本当に本当に貴重な存在で、親以外にそういう人が1人でもいたら十分だな、と思いました。
