a

胸騒ぎの恋人のaのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
4.0
胸騒ぎ、してますか?

グザヴィエドランをたっっっぷりと堪能する映画。
ある一人の男を取り合う男女の恋(?)物語。と言ってもドロドロした昼ドラ的な展開ではなく、あくまでも「可愛く」「さっぱり」語っているように思えた。スローモーション、フラッシュ、そして時折入るインタビューなど興味深く、面白いものばかりだった。それに画面一色の見せ方だったり、マシュマロ降ってきたり、見たことないものばかりで何だか勉強になった気がする笑。
「Mommy」「わたしはロランス」より、かなり軽い感じで作られ、約100分の中で監督、俳優を器用にこなすドランは鋭い感性の持ち主なのだろう。更に相変わらず衣装、音楽は素敵、という言葉がぴったりなものばかり。

だがしかし、、、

ドラン出演作品初鑑賞なわけだが、正直、ドランが出演する必要あるかなぁ、と思ってしまう。もちろん、画面越しでドランを拝めるのは嬉しいことだけど。。。
まだ「マイマザー」「トムアット‥」を見てないから何とも言えないが、少し疑問に思ったこと。ドランの演技というより、ドラン自身が好きだから。

「Mommy」「わたしはロランス」を先に見ると、この点数が妥当かな、と妥協してしまっている自分がいる。でも年を重ねるごとに確実に進化していると思う。多分。うーん複雑。

またまたアンヌドルヴァルちょい出演。
常連なんだなぁ、
a

a