観るのを何度もやめたくなるような、そんな気分にさせられる作品でした。
あらすじは、普通に暮らしていた黒人が突然攫われて奴隷として過ごすことになる実話を基にした作品。その12年の間、彼は何を思い、なにを感じたのか。
人間はこんなにも残酷なのかと、そんな軽い絶望を味わうような作品でした。
何度も何度も観るのをやめたくなりました。
しかし、こんな文化があったということを知るにはとてもいい作品だと思います。
最後の終わり方も実話だからこそ。
人間は同じ人間にも大義名分があればどんなこともしてしまうのだと思いました。
そんな絶望の中でも希望を信じて頑張る主人公には感動しました。
今の暮らしがどれだけ幸せなのか、気づくことができました。
差別に対してあまり関心のない人には一度今作を観てほしいと思います。