決してハッピーエンドとは言い切れない映画だった。
奴隷制度がこんなにも悲惨なものだとは。
子供と別れたお母さんはどうなったのか、オーナーの嫁に嫌われてたあの子はどうなったのか、とても気になる…
この物語は南北戦争前だけど、それから100年経ったグリーンブックの時代でも、やっぱり黒人差別は色濃く残っていて、闇の深さを痛感。
主人公であるソロモンが首を吊られている後ろで、他の黒人たちは普段通り生活し、子供達が無邪気に遊んでいるシーンがとても印象的。
綿花の摘み取りで歌っていたのがブラックミュージックのルーツかぁ…
起源がとても悲しい。