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それでも夜は明けるのsayuのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.0
見ようみよう、と思いながらリストに入れてはいたけど、なかなか見始めることができなくて
この度の色々があって、やっぱり見ないといけないと思って鑑賞。
とにかく、みるのに体力がいる。
人間の恐ろしさ
そうしてしまう環境の恐ろしさ
終始気分が悪くて、でも目は逸らしてはいけない現実、歴史。
なんとも言えない気持ちでひたすら涙が止まらなかった。

なぜ同じ人間を奴隷扱いをする世界ができてしまったのか、こんな世界は二度とないようにしなくちゃいけない。
奴隷、という言葉が生まれてしまったのさえ、気分が悪い。

自分の中に潜む、差別意識を絶対になくさなくちゃいけない。
無意識のうちに組み込まれている制度は絶対見直さなくてはいけないと思う。

本当に夜が明けたといえるのはいつになるのか。
あの事件が起こり、今でも本当の意味では明けていない世の中なのは明白。

だけど、今こそ世界中が立ち止まって考える時間を与えてもらっている。足並みを揃えて正しい方へ進むべき時がきているとおもう。
夜が明ける日が近いことを祈るし、自分もその夜を明けさられる一員でありたいと思う。
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