このレビューはネタバレを含みます
Z級のおバカ映画ではあるんだけど、これはかなり出来がいいほうだし、けっこう楽しめた。
とりあえず尺の短さとテンポの良さがいい。
こういう作品はダラダラするのが一番ダメなやつなので、もうこれだけで好感持てる。
ゆるゆるの銃撃戦のシーンがあまりにも長かったのだけはいただけなかったけど、ストーリーも一応ちゃんとあるし、まぁ辻褄もそれなりに合ってるのでグダグダ感もあまり感じなかった。
無駄にナイスバディのオネエさん方がエロかったのもいいし、見た目は全然かっこよくないのに何故かかっこいい米兵たちもよかった。
悪魔のナチ兵のガスマスクもかっこよかった。
キャラがそれぞれに特徴があったのがいい。
おっぱいでカメラのシャッター切るなんていうアイディアも面白くて好きだし、黒人米兵の日の丸の鉢巻がいつの間にか上下逆になってるのとかめちゃくちゃ笑った。
わざわざドイツ兵の服まで着て潜入したにもかかわらず、いきなり見つかって一人早々に殺されるのも笑ったし、処女がいないからって研究助手みたいな男を代役にするのも笑う。
終盤何故か悪魔祓いになってたのも笑ったし、最後米兵たちが取ってつけたように笑い合うシーンも可笑しくて笑った。
これはほんと愛すべきアホ映画だったわ。
こういうのがたまーにあるのでZ級映画を観るのやめられないんだよね。